小判鮫・前篇(1948)
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剧情简介
逆巻く怒とうの離れ島--ここに無実の罪に泣く囚人が今日もこの世を去っていった。この島の役人大賀弥左衛門の一人息子百太郎は血の気の多い若者であったがこうした現実をまざまざと目にするにつれて憤激し、万兵衛という殺人罪をきせられて流刑になった一囚人にれんびんの目をさし向けきっと真犯人をただし、行方のわからない千太郎と言う息子も探し当てようと誓って江戸に向かった。万兵衛をわなに落とし入れた男、それは当時の長崎奉行土居斉人で、金に目がくらんで、万兵衛の商売敵唐津屋のいうままにぐるになって彼をこの世から葬ろうとしたのであった。鳥打に出掛けた万兵衛が射た弾が、あやまって人をあやめたと目撃を実証して出たのは番頭の伝助、三郎兵衛であった。彼等もまた共謀者であったのだ。--歳月が流れて、今は伝助は飛ぶ鳥をおとす勢い。五島屋ののれんを江戸にかかげていた。土居もまた要職にあり息女お蘭をお上に待らせあとは楽隠居とその日を楽しみにしていた。万兵衛の一人息子千太郎は、上方芝居中村紅雀を名乗って、その妙艶な肢体を誇っていた。そのお蘭が紅雀の芝居を見て、一目ぼれしたのだった、運命も常に奇なものである。軽業師のお七も紅雀に身も心も焼く一人であったから、ここに恋の葛とうが生ずる。江戸に出た百太郎--彼は躍起となって証人たるべき三郎兵衛を探しあぐねた、その三郎兵衛が今日も落ちぶれた様相に、五島屋に金の無心だった。わずらわしくなった五島屋は今は彼を斃そうと川に落とし入れた。