十二人の写真家(1955)
Juuninin no shashinka
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剧情简介
映画『十二人の写真家』は、1955年(昭和30年)に写真雑誌『フォトアート』(研光社1949~1977)の創刊6周年を記念し、読者に向けて、プロのカメラマンたちの撮影風景を鑑賞して写真撮影に親しんでもらおうと制作された映画です。 内容は文字通り、一線で活躍していた12人の写真家-木村伊兵衛、三木淳、大竹省二、秋山庄太郎、林忠彦、真継不二夫、早田雄二、濱谷浩、稲村隆正、渡辺義雄、田村茂、土門拳の撮影の模様を記録したもので、監督は美術・映画・書など分野を問わず活躍した、巨匠・勅使河原宏です。 映画『十二人の写真家』が作られた1955年の日本は、戦後復興期から高度成長期への移行期、つまり二つの時代の谷間にありました。それゆえ、日本社会が写真家にもとめるものの質も、写真をとりまくメディアの状況も急速に変わりはじめていました。 この映画の中には、時代の過渡期に生きる写真家たちの仕事の模様が鮮明に記録されています。 カルティエ=ブレッソンに会った直後だという木村伊兵衛は早撮りに挑戦し、文士写真の第一人者・林忠彦は武者小路実篤を、建築写真の第一人者・渡辺義雄は神奈川県立音楽堂を撮影します。監督・勅使河原宏の妹である勅使河原霞(草月流二代目家元)を撮影する三木淳、中国貿易視察団の来日のドキュメント写真を撮影する田村茂、スタジオで「婦人画報」用の写真を撮影する女性写真の大家・秋山庄太郎など、偉大な写真家の貴重な撮影現場が映されています。濱谷浩は日本海に暮らす人々を、大竹省二は鵠沼海岸でモデルを、土門拳は廃墟で遊ぶ子どもたちを撮影し、写真家ごとに語られるモノローグでは、真継不二夫が「撮影される側になると照れてしまう」と、早田雄二が「撮影現場では明朗な雰囲気づくりを心がけている」と、稲村隆正が「私はいつまでも女の写真を撮り続ける」と吐露します。 これら十二人の写真家たちのその後を見ると、それぞれがそれぞれの思いを抱えながらも環境の変化に対応し、代表作というべき仕事を発表していきます。この映画のなかには、現代に繋がる戦後写真の原形というものが現れていると云えるかも知れません。 写真表現が多様化している今日、改めて“原点”を見つめていただけたらと思います。 1955年に制作された映画『十二人の写真家』の配給業務を行っております。 自主上映会、興行によるロードショーでの上映など、どのような上映形態も受け付けております。